2011年1月25日号　No.06

トップタイトル

　・事業改善に向け再編必至の中国ポリシリコン

　　生き残りのチャンスは大手メーカーだけ

 　　　太陽電池生産で2007年から４年連続世界トップの中国。太陽電池セル・モジュールの供給は世界市場の約半分を占め、

　　拡大する世界需要に対応してメーカーの能力拡大が続く。原料の多結晶シリコンも同様に、メーカーの投資意欲は旺盛で、

　　新規参入を含めて製造設備の新増設が続く。2010年末に中国の多結晶シリコン生産能力は年産８万トン、2011年末には

　　10万トンに拡大し、またもや供給過剰の様相を呈しているが、実体は供給不足。中国では国際市況を上回る勢いで、多結晶

　　シリコンの値上がりが続く。

　・伊藤忠商事、リチウム電池のバリューチェーン完成

　　日本と米国で２次利用実証を開始

　　　伊藤忠商事はリチウムイオン電池ビジネスで、原材料の供給から電池の製造販売、電池を利用した電気自動車の

　　製造・販売、さらに電池の二次利用までを見据えたバリューチェーンを整えた。国内外でスマートグリッドの実証にも

　　着手している。今後どのような展開を考えているのか。総本社開発戦略室の砂田一彦室長に話を聞いた。

太陽光発電

　・京セラ、蒲生工場に太陽光発電システム

　・ファーストソーラー／中広核、ＰＶ共同開発

　・山形パナソニック、太陽光発電システム設置

　・JinkoSolar、米国へモジュール供給契約

　・オージー、フレキシブルＰＶモジュール販売

　・ＬＤＫソーラー、米国ＳＰＩの株式70％取得

風力発電

　・丸紅、カナダの78MW風力発電に49％出資

　・双日、ナミビアで風力発電事業を共同開発