2011年4月19日号

新エネルギー新報 雑誌バックナンバー
新エネルギー新報ウェブニュース
ウェブニュースはこちらから URL:http://nenergy.jp/
 
2011年4月19日号 No.12
トップタイトル

 ・中国の太陽電池出荷、5社が1GW突破

  2011年は7社が1GW超の出荷見込む

    世界の太陽光発電導入が倍増する中、中国の太陽電池メーカーは2010年にトップの無錫尚徳をはじめ晶澳太陽、

   昱輝陽光、英利緑色、天合光能の5社の出荷が1GWを突破し、いずれも世界水準で上位につけた。2011年も年初は

   低水準ながら、中国市場の拡大を含めて第2四半期以降の出荷拡大を予測しており、無錫尚徳、晶澳太陽が2GW超の

   出荷を想定しているほか、合計7社が1GWを上回る出荷を見込み、中国メーカーの躍進が続く。

 

 ・リサイクルワン、低炭素型ビジネスでステップアップ

  アジアのFITを活用

    リサイクルワンは、環境コンサルティングビジネスを手がけるため2000年に設立された。企業のリサイクル対応、土壌

   汚染対策などの環境規制対応と事業を拡大。現在はサービス業績で、カーボンオフセットビジネスなど低炭素社会形成に

   つながるビジネスが5割を超えた。喫緊の課題として震災による廃棄物対策も急がれる。木南陽介代表取締役に聞いた。

 

太陽光発電

 ・川崎重工、名古屋と明石に太陽光発電設備

 ・シャープ、堺で高効率太陽電池新ライン稼動

     
二次電池

 ・TPR、電気二重層キャパシタで提携

 ・NKK、セパレータ新工場は竹中で6月着工

 
電気自動車

 ・ノジマ/三菱自動車、「i-MiEV」の取扱開始

 ・日本ユニシス、東名高速に充電インフラ設置

 
LED照明

 ・パナソニック電工、有機ELパネル合弁

 ・タムラ製作所、酸化ガリウムでLED素子

  
水力発電

 ・中部電力、東清水で変換能力を向上

 ・日立など3社、水力発電システム事業統合

 
スマートグリッド

 ・東芝、エネルギーマネジメント実証受託

 ・横浜市、YSCPでHEMS/PVのデル事業
 
バイオマス

 ・日本製紙、勿来はディーゼル発電で操業

 ・白河ウッドパワー、1万1,500kWで稼働

 ・JBSL、2010年度バイオ燃料導入87万kl

  
風力発電
 ・北陸電力、東勝原発電所の水力出力向上
 ・九州電力、インド再生可能エネルギー投資
 
エネルギー管理
 ・三洋電機、コンビニ向けに省エネのソリューション
  中国市場も早期に対応
 
その他エネルギー
 ・近鉄エクスプレス、成田に自家発電機器
 ・静岡県、伊豆で温泉発電事業導入
 
廃棄物
 ・宮城県、がれき量推計1,500万〜1,800万トン
 ・南越清掃組合、第1清掃センター建て替え
 
環境事業
 ・ケルヒャー、被災地へ高圧洗浄機無償提供
 ・住友重機、新環境計画でCO排出19%削減
 
水処理
 ・埼玉県、荒川流域下水道で汚泥固形燃料化
 ・アタカ大機、インド向けの海水電解装置受注
 
排出権
 ・北海道電力、排出権クレジット3事業の承認
 ・ミサワホーム、一般家庭のPV発電で認証
 
政策
 ・横浜市、3年間に住宅用太陽光補助4,400基など
  新たな環境管理計画を策定
 ・埼玉県など、防災拠点の新エネルギー導入を推進
  スマートシティに安全・安心の観点
 
サマリー

 ・2011年3年28日〜4月8日