2011年8月2日号　No.19

トップタイトル

　・急成長するインドの再生可能エネルギー

　　風力発電に加え太陽光発電の開発加速

　インドで再生可能エネルギーが急速に成長している。累積導入量で世界第５位に拡大した風力発電に加え、バイオマスエネルギーの利用や小水力発電、さらに太陽光発電を含め再生可能エネルギーの発電設備規模は1,320万kW(大型水力発電を除く)に達しており、さらにインド政府は2012年までに1,400kWの拡大を計画している。

　・専用設計で高まるＬＥＤ照明の省エネ性能

　　照明デザイナー　岡安泉氏

　夏の省エネ対策として、大手のコンビニエンスチェーンやスーパーマケットが、次々にＬＥＤ照明の導入を決めた。ＬＥＤ照明の導入＝省エネの図式はすっかり定着した感がある。ＬＥＤ照明の省エネ性能は今後どうなるのか。また停電と節電を経験することによって今後の照明設計はどう変化するか。岡安泉　照明設計事務所代表に話を聞いた。

太陽光発電

　・インドの太陽光発電開発スタート

　　国内外メーカーが供給拡大狙う

　・鈴与商事、静岡に分散型メガソーラー

　・静岡県、県内９カ所の県有施設で太陽光発電設備設置

　・ソーラーフロンティア、商業施設にモジュール

　・シャープ、イタリアで薄膜太陽電池工場稼働

　・昭和シェル石油、ＥＶ充電に薄膜太陽電池

　・ＬＤＫソーラー、中国電力会社に35MW供給

　・ジュソン／ＭＥＭＣ、太陽電池事業で提携

　・三菱電機、ＥＶ充電に無鉛はんだ太陽電池

二次電池

　・ソニー、２種類のリチウム電池で蓄電・ＥＶ市場開拓

　　年間200億円投資継続で先行各社を追撃

　・ヤマハ、電動自転車用リチウム電池で寿命２倍

　　走行距離よりトータルコストを選択