2012年4月17日号

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2012年4月17日号 No.36
トップタイトル

 ・下水汚泥の燃料化/鳥取で民間ベースの計画浮上

  豊田通商など全国展開検討

    下水汚泥を燃料化する施設が相次いで稼働した。愛知県と広島県で新年度から運転を開始、熊本県や埼玉県、神奈

     川でも2016年にかけて施設が稼働する。これらはいずれもPFI(Private Finance Initiative)の手法を取り入れた公

     事業になる。一方、豊田通商などは、鳥取県で民間事業として燃料化事業に乗り出す。新たな事業スキームが出てきた

     ことで、汚泥燃料ビジネスの見方も変わりそうだ。

 

 ・住友電設、メガソーラーなど2012年度受注目標25MW

  単独の納入実績50MW/グループで120MW

    住友電設は、地上設置や屋根上設置を含めた大型太陽光発電所(メガソーラー)の永年にわたる実績をベースに、

     産業用を中心に太陽光発電の受注拡大を目指す。2011年度までの累積納入実績50MWに加え、2012年度はメガ

     ソーラーに節電対策の中規模成約を含め25MWを目標にしており、次年度にはさらに10MWの上乗せを目指す。

 
バイオマス

 ・地域エネルギー源目指す下水処理施設

  次世代B−DASHプロジェクト

 ・伊藤忠商事、米国ジーケム社とエタノール製造で提携

  第2世代技術で事業化

 ・関西電力、タイの大学とエタノール製造着手

  ニッパヤシの樹液を有効利用

 ・沖縄電力、バイオマス燃料導入拡大を検討

    
太陽光発電

 ・住友電設、ストリング監視可能なメガソーラー監視システム開発

 ・電力各社の新エネルギー開発、メガソーラーは一巡

  東電や関電の風力は計画遅れ

 ・ユーラスエナジー、30MWの白糠メガソーラー計画

 ・ウエストHD、和歌山で7月稼働予定でメガソーラー建設

 
燃料電池

 ・ホンダ、埼玉にソーラー水素ステーション

 
風力発電

 ・北海道電・東北電の連系増強試算は1兆1,700億円

  2社合計590万kW受入れ前提

 ・興和、風力発電機事業に参入/Eプロダクトと提携
 ・住友商事、米デューク・エナジーと風力発電を共同開発
  
LED照明
 ・パナソニック、東急自由が丘駅にEL・LED照明納入
 ・ヤマダ電機、停電時も点灯するLED蛍光灯を発売
 
二次電池

 ・宇部興産、堺工場でLiBセパレータ設備増強

  車載向け需要増に対応

   
電気自動車
 ・東芝、東京・港区でEVバス運行実証
 ・SIM-Drive、EVの先行開発車第3号に26社参加
  
スマートグリッド

 ・東京ガス、スマートエネルギーネットワーク構築

  熱供給事業で初の太陽熱利用

    
エネルギー管理
 ・東芝、中小規模施設向けBEMS事業に本格参入
 ・パナソニック、マレーシアで環境エンジニアリング事業
   
その他エネルギー

 ・神戸製鋼、湯布院向けにバイナリー発電受注

  川重やJFEエンジも実証やFS

 ・出光興産など5社、福島の国立公園で地熱開発

  2020年頃の稼働開始に向け現地調査実施

   
プロジェクトリスト
 ・新エネルギー関連プロジェクトリスト
  
廃棄物
 ・JFEエンジ、熊本の大型都市環境プラント整備・運営受注
  
リサイクル
 ・古河電工、軽量・高剛性のリサイクルPET発泡体開発
 
水処理
 ・日立プラント、大連市の水インフラ整備事業で覚書締結
  
大気汚染処理
 ・日立、カナダのソリオスエンバイロと脱硫技術で提携
 
サマリー

 ・2012年3月26日〜4月6日