2012年6月5日号　No.39

トップタイトル

　・中国太陽電池にのしかかる米国ダンピング課税

　　31％徴税の仮決定で輸出に大打撃

　　　　太陽電池モジュール価格の下落で業績悪化に見舞われる中国の太陽電池メーカーに、米国商務省の中国産モジュー

      ルのアンチダンピング調査に基づく31.14〜249.96％の大幅な課税がのしかかる。仮決定とはいえ、欧州各国の導入

      支援補助金削減が進む中、成長市場である米国向け輸出への影響は避けられず、メーカーの財政立て直しへの影響は

      大きい。

　・日本製鋼所、風力発電機器製品を再構築

　　2014年３月期は売上高160億円見込む

　　　　日本製鋼所は、風力発電機製品の再構築を検討する。2014年３月期は再生可能エネルギーの固定価格買取制度の

     影響で、前年度比10倍以上の売上高160億円を見込んでいるが、収益構造の改善に再構築が必要と判断した。具体的

     な方策は新中期経営計画「JGP2014」の期間内に検討する。

太陽光発電

　・東陽テクニカ、再生可能エネルギー分野で事業拡大

　　ソーラシミュレータなど市場投入

　・三重交通、光の街隣接事業用地で５MWのメガソーラー

　　自社所有地10haで2013年夏稼働予定／投資額20億円

　・ニッケ、兵庫県で出力9.8MWのメガソーラー事業参入

　・東北電力、出力２MWの仙台太陽光発電所営業運転開始

　・パナソニック、2012年度太陽電池販売は450MW超と1.6倍

　　関連システム全体の国内売上高約1,100億円

風力発電

　・戸田建設、浮体式洋上風力発電の実機受注目指す

　　プラットフォーム技術開発済み

　・ユーラスエナジー、豪州の５万2,500kW風力買収