2012年6月19日号　No.40

トップタイトル

　・電力需給逼迫で注目されるＢＥＭＳ

　　太陽光発電も取り込む

　　　　政府は今夏の省エネルギー対策まとめ、ビル・住宅関連として挙げたのが断熱改修工事などと並んで

　　　ＢＥＭＳ(Buiiding and Energy Management System)の導入だった。ＢＥＭＳは大規模再開発や大型ビル

　　　には用いられるが、省エネルギー法の改正を受けて中小ビルやコンビニまで広がりつつある。

　　　ＢＥＭＳはどこまで進化しているか。

　・急変する太陽電池の事業環境

　　中国メーカーにも淘汰の嵐

　　　　世界の太陽電池メーカーを取り巻く環境が急変する。急ピッチの生産能力拡大にともなう供給過剰の中で、

　　　国際市況が急落し、米国メーカーに続いてドイツなど欧州メーカーの破産が相次いだが、能力拡大の足下

　　　の中国メーカーも決して安泰ではない。折からの米国のダンピング判定で窮地に追い込まれ、欧州やインド

　　　などのダンピング調査開始も懸念される。市場拡大が進む中、2012年はメーカー統廃合の年との指摘がある。

エネルギー管理

　・清水建設、スマートＢＥＭＳの受注先行

　　物質・材料研から実績

　・経産省、ＢＥＭＳアグリゲータ育成事業に着手

　　関電・東電は今夏の節電対策に期待

太陽光発電